オペラが始まった。

寄宿学校に暮らしている主人公は、
学園のお祭り、薔薇祭りで今年も薔薇のプリンセスに選んでもらえない。薔薇のプリンセスとは推薦で1人決まる薔薇祭りの主役だ。その上父が亡くなり身寄りのない状態になる。そうしてメイドとして働くことになったが、屋敷の主人と恋に落ちる。
屋敷の主人は、屋敷での薔薇祭りを催し、「きみが薔薇のプリンセスだ」と主人公に薔薇のドレスをプレゼントして、タキシードを着て、プロポーズをする……

これ、私が着てるドレスだ!
それにロベルトはタキシード……

ドキドキしてキュンとして、
わたしはただならぬ気持ちになった。


感動して、この街にきてからのいろいろな悩みが、飛んでいくのだった。