「あんず。」 いつの間にか、俺の肩に寄りかかって、すーすーと寝息をたてている。 「あんず。なぁ、あんずー。」 頬をつついてみたり、耳たぶに触れてみたりしたけど、くすぐったそうに少し、身動きしただけ。 退屈になった俺は、あんず程ではないが酔っ払っていたために、キスしまくった。 あんずのカラダ中に。 色が残るほど、強く。 .