ちゃんと、気がついてくれていたんだ。 それだけで、十分。 ありがと、あらた。 想いを込めてしたキスを、優しく受け止めてくれる、あたしの大事なひと。 「な、あんず。12時過ぎまでやってんだってよ?秋祭り。」 あたしを覗き込む、いたずらっ子みたいな瞳。 その瞳を覗き込み返せば。 .