ムボウビハート

「ね、あらた。この場合、チャームを足すなら「a」だよ。「f」を足したら、あらたとあたしじゃなくて、「藤城 新」になっちゃうでしょう?」



もう、うっかりだなぁ。



くすくす笑いながら、あらたを見つめた。



「ー……!!」



その刹那、腕を引かれて、抱き寄せられた。



「…あら…た…ッ!」



「…合ってんだよ。「f」で」



あらたの胸から響く、声。



薫る、甘い白。