目が覚めると周りがもう明るくなっていた。



私いつの間に帰ってきたんだろう?!


疑問に思いながら重い足取りで階段を下りた。



『あらっ香鈴おはよう。学校行ったら翔君だっけ?!にきちんとお礼言いなさいよ。』
なんてお母さんが笑いながら言った。



はっ?!何が?!意味不だし…まぁいいや翔に聞いてみよ。



学校に着き翔を探していると雅斗とぶつかった。


雅斗は一瞬私を睨み舌打ちをしてどこか行ってしまった。



そんな雅斗の行動にいちいち胸を痛める私に苛々する自分。


雅斗の事で頭がいっぱいになってしまい翔の事をすっかり忘れてしまっていた。




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それから雅斗は雅斗じゃないみたいに変わってしまった。



髪が金髪になっていて喧嘩をしなかった雅斗が喧嘩が日常茶飯になって笑ってる雅斗何かみた事なくて彼女が毎日変わっていた。