なかなか起きない香鈴を俺は仕方なくおんぶして家まで連れて行くことにした。





家に着いてチャイムを鳴らすと香鈴のお母さんらしき人がでてきた。


驚いた顔で俺を見ていたので俺は

「夜遅くなってしまいすみません。
香鈴さんが寝てしまってなかなか起きなかったのでお連れしました。
僕は香鈴さんとお付き合いさせてもらってる谷村翔と言います。 香鈴さんすごく疲れているようなのでしばらくこのまま寝かせておいてあげてください。」
そこまで言い終わるとお母さんは

『あらっそうだったの?!ごめんなさいね。香鈴たらもぅ…寒いし上がってください。』ってめちゃめちゃ親切だった。


「いえいいです。お邪魔するのは悪いので…」
って香鈴を渡そうとしたら腰を擦っていたから
「腰が悪いんですか?」って聞いたら
『ええ…少し…』って言ったから

「僕香鈴さんの部屋まで運びますね。」ってほほ笑んだら嬉しそうに『ありがとう。』っとほほ笑み返して香鈴の部屋を教えてくれた。