今日香鈴が休みだったから俺は宮日に返事をしてしまった。



俺ってズルいのかな？！
香鈴がいるとどうしても言えない…気持ちが揺らぐから…


俺は宮日に返事をするために呼び出した。


「俺…さぁ…まだ正直宮日の事好きじゃねぇけど…好きなるように努力するからさっ…宮日の彼氏って事でよろしく。」

『嘘…だぁ…だめだよあたしなんかからかっちゃゝ』
「嘘じゃねえよ！」
『ほんと？やっぱなしとかダメだよ。』
「当たり前だろー」
『…ｳｯ…ﾋｯｸ…ﾋｯ…あた…しこそ…よろ…し…く』
正直好きじゃないけどこの時の宮日は可愛いと思った。



俺は逃げたんだ。…香鈴にきらわれるのが怖くて…今の関係が崩れるのが嫌で…最低だな…


俺は宮日の事を『咲悠』
咲悠は俺の事を『雅斗』
と呼ぶ事にした。


彼女なんかいたことない俺はドキドキはしなかったけどちょっとだけ好奇心がわいた。


そのうちばれてしまうかもしれないけど、今は香鈴には内緒で付き合う事にした。