呼び出された俺は宮日の後をついて行った。


気付くと屋上だった。




宮日は俺の方を向き
『あっ…あのぉ…実は私…雅斗君が好きなんです!もしよかったら付き合ってください!』
真っ赤になって告ってきた宮日が面白かった。



「少し時間をください。後日必ず返事をします。」と笑顔で告げた。


宮日はただただ頷くだけだった。



俺達は教室に戻った。



本当は答えなんて決まってた。



でも、香鈴を諦めるのには丁度よかった。


だから悩んだ。




俺が髪の毛をクシュッと掴み考えてると翔が話しかけてきた。


俺は少し不機嫌な顔を見せながら翔の方に顔を向けた。




『今日香鈴に返事返してもらうんだぁ』
とニヤニヤしながら俺にいった



「そうなんだ。楽しみだね。」
顔色を変えずに俺は答えた。