『そっ…そんな分けないじゃん。』


咲悠が素直じゃないのが可愛くて私は

「雅斗なんだぁ~雅斗はやめた方がいいよ。」
って意地悪言ってみた。



咲悠は慌てながら
『だから…す…好きじゃないって言ってるでしょ!?…でもなんでやめといた方がいいの?…もしかして…香鈴…雅斗君の事好きなの?』



…あれっ?…何か誤解してる?…

「違うよ。私は雅斗は好きじゃないよ。」 クスクス笑いながら答えた。



咲悠は怒りながら
『そんなのー分かんないじゃん!』
って怒鳴っていた。


「まぁでも今のところは雅斗を好きになる予定はないから大丈夫!」
慌てて誤解を解いた。



『あっ雅斗君には言わないでね。』


顔を真っ赤にして咲悠は言った。