放課になり咲悠がかなりニコニコしながらやってきた。




『ねぇさっきの男の子たち誰?』


…咲悠…メチャ顔赤いよ…

「なんで?」
ちょっと意地悪っぽく聞いてみた。



咲悠はますます顔を赤くして
『べっ…別に?気になっただけ…』
と慌てて言った。




私は笑いを堪えながら
「一人は小原雅斗…私の幼馴染みで、もう一人は谷村翔君って言うんだって。」
と教えてあげた。



とその時雅斗達が来た。


『ねぇ香鈴帰りは一緒に帰るから待っててよ。』

と私に告げた雅斗はどこかに行ってしまった。



…雅斗が待ってろじゃなくて待っててだって! って咲悠もしかして雅斗の事好きなの?!




「ねぇねぇ咲悠?もしかして…雅斗の事好きなの?」

私は興味しんしんに聞いてみた。




すると咲悠は私を見つめながら…