芸能人くんの甘い溺愛。

「で、もう一回って言うのは?」

呼吸を整え、質問をする。

「内緒。いつか教えてあげる」

いたずらっ子のように笑う陽介くん。

可愛い……!

私のハートは見事撃ち抜かれてしまった。

「あれ、明里?顔赤いけど…」

そして、天然って…!

完璧すぎじゃないですか。

「そうかなぁ…」

知らないふりを装う。

「ふーん」

陽介くんは、頷いた。

なんとか回避……!

「ていうかさ、明里って可愛いよね」

「!?」

照れながら陽介くんが言った。

なんなんですか、本当に!

「なっ……、冗談はやめてくださいよ〜」

できる限り笑顔をつくり、ドキドキがバレないようにする。

「僕は、本気だから」

真剣な目をして、言った陽介くん。

また心臓が跳ねた。

「ふふ、照れてる明里可愛い」

「いや…あの…」

可愛い、って……。

陽介くんは、他の女の子にも言ってるのかな。

私は、可愛くないから、社交辞令?

なんだかモヤモヤする。

「きゃぁぁぁあぁあ」

「むりむりむり!!」

ジェットコースターに乗った2人の悲鳴が聞こえて、くすりと笑う。

でも、乗らなくてよかった…!