芸能人くんの甘い溺愛。

「正解」

か、貸し切りって……!

さすが、芸能人。

「え?何が正解なの?」

まだ理解できない光里姉。

「光里姉。今日は遊園地貸し切りだって……」

遊園地貸し切りって。

あはは……。レベルが違うよ…。

「うっそ〜!」

目を丸くした光里姉。

それと同時に、蒲田くんと陽介くんは、変装を解いた。

「よーし!楽しもう〜!」

おー、と拳をあげる蒲田くん。

うわ、イケメン。

これが生・高原くん……!

ここにいるのは、陽介くんだけど、画面の中の陽介は、高原くんっていうか…。

よく分からないや。

私も光里姉も目がハートになってると思う…。

「ほーら、行こうよ」

陽介くんは、また私の手を掴む。

「わっ……!」

心臓が爆発しそうになる。

陽介さん、あなた、私が勘違いしちゃうじゃないですか………!

思わせぶりすぎる……!

今日一日戸惑い、振り回されることを覚悟しなくちゃ。

「陽介くんっ……」

「んー?」

私は、笑顔で言った。

「今日は楽しもうね…!」

私のセリフに、陽介くんは少し戸惑っていた。

ほんのり頬が赤いような……。

いや、勘違いだ。

「も、もちろん!」

陽介くんが私に振り回させることなんて、100%ないもん!

入ってすぐに、ジェットコースターがあった。

げ………。

私、苦手なんだよ……!

ジェットコースターを避けるように歩く。

「ねー、乗らない?」