「あー。改めまして?
俺、亜瑠よろしく。ちなみに隣のクラスな」

「あっ!えっと鴉です!」

「鴉君ね!よろしく
ところでカラス君は、転校生?今までみなかったけど。」

「ああ、こないだ来たんだ。
いつもは友達といるんだけど、最近調子が悪くて笑
仲直りしたいんだけどね。」

と、言って下をむいた。

「......ああーなんかごめんね。言いずらいこと聞いた。」

「いいんだ、自分がいつも悪いから。」

....なんだ?ほんとにこの子が悪いのか?
俺はついなにも知らないのに言ってしました。

「それほんとにカラス君が悪いのか?
その友達が悪いかは知らないけど自分のせいにして
友達関係が戻らないんじゃないか?」

そしたら、

「....ありがとう。そういわれたのは、はじめてだよ。」

と、こっちを向いてほほえんだ。

(えっ?惚れないやつおるん)

「いや、俺もでしゃばった。ごめん。」

「そんなこと無いよ!嬉しいよ!」