黒いキャップに透明な液体が入っているガラスびん。 白いラベルに黒いアルファベットが入っているけれど、発音の仕方がわからない。 「これ、スウェーデンから来た香りなんだよ。すっげー高いの。」 あたしの目の前に、びんをかざした。 「あぁ。だからかぁ。」 思わず呟いた。 「ん?どういう意味だよ?」 耳元であらたの声がする。 ずっと聞いていたいような、低い声が。 .