いつしかあたしの両手首は、あらたの片手でひとまとめになっている。 空いた片手は、あたしの髪や頬や唇を撫でる。 ふんわり優しいあらたの手のひら。 片手は強引。 片手はやわらかい。 こんな風にされてしまったら、あたしはあらたにされるがまま。 それでもいいと、それが今のあたしのシアワセなんだと。 なんだかあたし、心の底から思っている…。 .