「ふ。お前はなー、もちっと察しろ。」 軽く吹き出しながら、あたしの両目を片手で塞ぐ。 だって、見てたいんだもん。あらたを。 一分、一秒、見逃したりなんて、したくない。 なんて、心で思う。 あぁ、あたしの感情はどこまでも素直になる。 あらたの手が離れた瞬間、目を開けようとすれば、 「だから、瞑っとけ。」 瞼にリップノイズ付きの、口づけ。 .