「恥ずかしいでしょう。あらたが。」 すれ違ってゆく視線に耐えられずに、道の真ん中で駄々をこねる。 一体、あたしはいくつだ? 情けないほど感情のコントロールが出来なくて。 あらたの前だったり、あらたが横にいてくれたら、あたしの感情は恥ずかしいくらいに敏感になって鋭くなる。 今までだったら、気にしなくて済んだことや、思いもかけないような小さな言葉に過敏になる。 あらただから。 あらたがいるから。 それは決して不快な感情では、ない。 .