ウソツキハート




「きれい…」



思わずぼうっと呟いた。



少しずつ昇る朝陽は、海を明るく染めてゆく。



周りの景色がきらきらと輝き出す。



ちら。とあらたを窺えば、あらたの頬もオレンジ色に染まっている。



あぁ、なんて…



なんて、綺麗なんだろう…。



「あらた!ねぇねぇ!!すっごく綺麗!!」



こんなに素敵な朝陽をありがとう!!



気がつけば、叫んであらたに抱きついていた。



あたしはなにより、“今”をあらたと過ごせることが、シアワセ。



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