「で?早朝四時半なんて時間にどこへ連れて行ってくれるわけ?」 時計を確認しつつ、あらたに問いかける。 四時半!!休みの日にこんなに早い時間に起きるなんて。 でもまぁ、あらたと一緒だったら嬉しい、かも。 思いつつ、あらたの横顔を眺めた。 と、顎と首の境目あたり、見えずらい位置にグレーの色が見えた。 これは… 「あらた。これ、絵の具?」 指で擦ると、ぱらぱらと乾いた粉になって落ちてきた。 .