No rain,No rainbow

「あのね?カメラのシャッターとリモコンがつながってて、離れた場所からもシャッターが、切れるんですよ。こうやって…」

なんて、身振り手振りでシャッターを切るジェスチャーをしているけれど…

「いやいやいやいや!それくらい私だって知ってます!だけど、主役が忙しないんじゃ…」

「いやいやいやいや!主役はあなたでしょう?それにオレ、忙しないの慣れてるんで」

なんて、得意げな顔も可愛らしい。

「…でも…、」

まだなにか言いたげな、山中さんに、

「オレのキレイな花嫁さんを、誰にも見せたくないんですよ。彼女の写真は、誰にも撮らせません」

きっぱり言い切った律さんの言葉に、赤くなってうつむく私と、

「素敵です!素敵過ぎます!!」

拍手する、山中さん。