ええぃ!もうッ!!

ぶつぶつ言いながら、真っ直ぐに私を見つめた律さん。




「結婚、しませんか?」


「……、」

視線を右往左往させる。

振り返りかけた私に、

「ストップ!!」

笑いながら、ストップをかけた律さん。

「この部屋には、あなたしかいません」

そうして、オレはあなたしか、いりません。

「結婚、してください」