No rain,No rainbow

…そう来ましたか…

一瞬、固まった私に、

「ん…?」

なんて、尚も優しく促す律さんの声。

後ろから響いてくる、優しい囁き。

「優しくて」

「うん」

「ぬくくて」

「ほー、ぬくい、か」

「私が好きで、私のことも好きでいてくれる、ひと、です」

「うん。間違いない」

きっとその顔は、満足そうに微笑んでいる。