トライアングル的極上恋愛〜優しい沼に嵌ってもいいですか?〜



その気持ちは、肌が触れ合う専務の心に届いたみたい。
私達は、また熱いキスを繰り返す。
ギリギリのところで理性を保って、でも、離れずにはいられない。
専務のキスだけで蕩けてしまう私は、それ以上の行為が想像できない。
私は、心も身体も全てで専務に恋している。

恋を知らなかった頃の私は、いつも想像していた。
歴史上の人物と、ゲームの上で本物の恋愛シュミレーションをしたりした。
でも、でも、現実の本気の恋はとんでもなかった。
本気で人を好きになるという事は、恐ろしい事。
でも、逃れられない。
一秒ごとに専務の温もりを求めている私は、完全に底なし沼に落ちている。