「別に、そういうのじゃないよ

ただの気まぐれだから」

テーブルの上に置いていたパソコンの画面を開いて、近くにあったコルクの付いた瓶を開けて、グラスに移すことなく直飲みする

本当に、パソコン触り始めたよこの人

私の存在を気にする様子もなく、スーツ姿で淡々とキーボードを触る姿は、とても残業を社外でするサラリーマンには見えなかった