「そうだね

俺のいる水野会では2番目に偉いね」

「1番は?」

「組長って呼ばれる、うちの組織の大ボスがいる

まぁ、陽菜は会うことないだろうし、それにこっちに踏み入らせないよ。陽菜は真っ当な人間として、胸を張ってできる仕事に着くんだ」

「鳴海のお嫁さんになるのは、真っ当になれる?」

私の聞いた問に対して、鳴海ははぐらかすことも無く

ただ、真剣な顔で加えていたタバコを口からはなして、ただ一言