死体が乗った車を放置して、薬物だけ回収して少し傷の入った車で本家まで帰った

でも、これで解決ではなかった
奪った薬物は2キロのはずなのに、半分がどこかに消えていて、結果相手の組織と抗争になった

本家の近くに警官はうろつくし、構成員が刺されたり殺されたりする中で、警官までもが殺されてピリピリした日を過ごしていた時、フロント企業の見回りに言っていた水野匠也が殺された

お互いがこれ以上の犠牲は無駄死にだと判断したのか、それを気に手打ちとなって抗争は終わった

水野匠也の跡をついで誰が若頭になるのか揉めたが、その空席に身を置く事に成功した

若頭補佐を差し置いてそんなことが出来たのは、抗争を仕組んだのが若頭補佐の男で、水野匠也を殺したのもそいつだとわかったからで、それの証拠を見つけたのは昴だった