「ありがとうございます

公安で処理したいので、今まで通りこのあとも知らないの一点張りでお願いします」

「はい」

「1度失礼します」

椅子から立ち上がって、鏡のカーテンを開けてから部屋を出ていく

清水夏綺

同じ匂いを迷わせた鳴海に似た男
死んだはずの男

「生きてて、、、よかった」

目にうっすら溜まっていた涙が溢れる
なんで、騙されたとわかっていたのにこんなに心が暖かくなるんだろう