もう今日は疲れたし、寝よう
どうせ考えても、鳴海のことは何も分からないし、死んだ事実も変わらない
ベッドに近づいてゆっくり寝転がる
ドアが閉まって部屋が真っ暗になって、久しぶりに1人が寂しいと気がついた
いつも鳴海がそばにいてくれた
どんな時も鳴海が助けてくれた
辛い時も、幸せな時も鳴海が居てくれた
でももう、そんな彼はどこにも居ない
いつもと違う硬さのベッドと、知らない匂いの布団と冷たいベッド
私を助けてくれた鳴海はもう居ない
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