ベッドから起き上がってスマートフォンを触る
相変わらず何も無い通知と着信

「陽菜、、、、何してるの?」

「スマホ触ってるだけ」

「何時?」

「10:27」

「寝すぎた、最悪」

うつ伏せに寝ていた鳴海はゆっくり横に向いて、寝起きのうっすらとしか開かない目で私をみる

「おはよう」

「おはよう 、朝ごはん食べようか」

ゆっくり起き上がって、背伸びをしながら寝室を出ていく
今日はよく寝てたし、機嫌もそれなりに良さそう
話すなら、もう今日しかない