ー植田 和樹side
「陽菜ちゃん、もうやめよう」
「なんで?まだ足りない」
ショップバックを持ってモール内をトコトコ歩く姿は、普通の女子校生にしか見えない
自分の彼氏である乾に贈り物をしようとブランドものを物色し始めて3時間がすぎた
淡々としたテンションで、特段嬉しそうでもなく真剣に選んではいるけれど、もう6万円弱財布から出しているのに買い物を辞めようとしない
「物欲がないからあまり物を買おうとしないとおもう」乾からそう聞いていたのに目の前の彼女は、とてもそうは見えない
もうそろそろやめて欲しい
「会計は全部この金でしとけ、領収書貰えよ」そう言って乾は俺に財布を渡して来たけど、肝心の会計を未だにその財布から出来ていない
絶対乾にあとでキレられる
「陽菜ちゃん、もうやめよう」
「なんで?まだ足りない」
ショップバックを持ってモール内をトコトコ歩く姿は、普通の女子校生にしか見えない
自分の彼氏である乾に贈り物をしようとブランドものを物色し始めて3時間がすぎた
淡々としたテンションで、特段嬉しそうでもなく真剣に選んではいるけれど、もう6万円弱財布から出しているのに買い物を辞めようとしない
「物欲がないからあまり物を買おうとしないとおもう」乾からそう聞いていたのに目の前の彼女は、とてもそうは見えない
もうそろそろやめて欲しい
「会計は全部この金でしとけ、領収書貰えよ」そう言って乾は俺に財布を渡して来たけど、肝心の会計を未だにその財布から出来ていない
絶対乾にあとでキレられる