「同じ会社の、ボディウォッシュの匂いかな

風呂場にもこんなボトルが置いてある」

「そっか
これなら同じ匂いだから匂いの邪魔しないからいいかもね

コロンだからキツくもないし」

「じゃあこれ買う」

「ありがとうございます

お会計がコチラになります」

店員さんに数字を打った電卓を見せられ、財布を取り出す

「本当に自分で払うの?

後で怒られるよ?いいの?」

「いい、私がこうしたいの」

1万円札を1枚取り出して、カルトンの上に置く
鳴海に渡すには少ないよな、と思いながら他にも渡すものを考えながら、梱包してくれる店員さんの姿を眺めた