「陽菜は、俺ができないことやってくれてる
頼りっぱなしじゃないよ
家の事は全部陽菜に任せてるからね、むしろ俺の方が頼りにしてる
陽菜いないなかったら、今でも家の中散らかったままになってるだろうし」
「そうじゃなくてさ、もっと、こう、、、、さ」
どう表現したらいいか分からない
鳴海に対するこの感情を、上手く表現できる言葉が見当たらない
「俺は、陽菜に目に見えないものを沢山貰ってるよ
先にスーツケースと水着買いに行こうか、その間に行きたい場所決めればいいよ」
「うん」
言葉で表現しきれないこの感情を、私はいつか表現できるだろうか