博物館の中を適当に歩きながら、平日の昼間のせいか、ほぼ貸切状態の展示場を歩く

私服で来ている若い男の人が、1人だけいるけど、見たところ目に見える範囲にはその人以外いない

展示物を見ながら、男の人すれ違うときに、乾さんと同じ香水の香りがして、思わず振り返る

髪色も身長も違う
だいいり第一、乾さんがこんな場所にいるはずない

香水なんて量産されてるもの、同じ匂いの人がいても不思議じゃないか

深く考えず順路を歩いて出口に向かう

これが終われば、自由行動だ