タンクトップの隙間から、明らかに人の肌の色とは違う赤い模様を見つけてそっと触る

「っ冷た、びっくりした、、、、、何」

触った事で、ビクッと乾さんの体が跳ねる

「赤いの、、、見えてて」

「赤いの?

ああ、そういうことね、これ刺青だよ

見る?」

「見たい」

乾さんがタンクトップを脱いで、初めてこの男の裸を見た

引き締まった体の所々に怪我の跡があって、ニキビのない白い背中には、赤い花が、綺麗に舞っていた

これ、何の花だろう