もっと俺を欲しがって?






そっと近づいて、隣に座る。





さやさやと吹く風も、あの日と同じだと思った。




でも、あの時は





「まさか神子戸様のことこんなに好きになっちゃうなんて…」





いや、違うな。




きっともう、あの日、あの時から






“「…あんた、にんげん?」”







恋に落ちていたのかも。