玄関まで急ぎ足で行くと、いつもみたいにらてがついてきた。

「慎二さんおかえりなさい!
ご飯にする?お風呂にする?
それとも恭子?」

「恭子」

そう言って慎二さんは私にちゅってした。

はわーん。

そしたら慎二さん、玄関なのに私のこと抱きしめて頭なでなでした。

そしてらてもなでなでして、リビングに入っていった。