「恭子、何作ってるの?」

「フォンダンショコラ!
記念日何にもできなかったでしょ?
それに慎二さん、今日は珍しくお休みだし」

「うん」
慎二さんは優しい微笑みをうかべた。

「今日はらてにもドライいちごあげようか」

「うん!特別な日のいちご!」