許可してないのに抱きしめてくるんだから。


どっちみちだめなんて言えないけどさ…!




「うっ…早く寝ようね…!」




こんな近くに乃亜くんがいるなんて…


ドキドキしすぎておかしくなりそう。




「おやすみ羽衣…ん」



「…んっ……お、おやすみ…」




い、今のはダメだよね!


本当にそろそろ私死んじゃうよ?!



おやすみのちゅー……。



うん、ダメ。

恥ずかしい…!




ってもう乃亜くん寝たの?!


よ、よっぽど酔ってたのかな?



本当に色々と凄かったもんね…。


起きたら怒んなくちゃ…!




…それにしても乃亜くんあったかい。



乃亜くんにぎゅってされると安心する。


乃亜くんこそいい匂いだし。



ふぁ〜眠くなってきた。


…寝ちゃいそう。




「…乃亜くんおやすみっ……んっ」




私も乃亜くんにおやすみのちゅーをして眠りについた。