「…なんで驚くの」 「え、だってな、なんで私に…えっ」 まさか本当に私への告白だったの? 何かの間違いじゃなくて? 「羽衣に言ってるんだけど」 「っ…ほんとに?」 「うん、それで付き合ってくれる?」 「わ、私でよければ…!」 嘘でもなんでもいいやってとにかく嬉しくて快くOKした。 だって春からずっと好きだったんだもん。 そんな乃亜くんに告白されたら喜ぶに決まってる。 「んじゃ、これからよろしく…」 「っ、こちらこそ!」