「ほんと可愛い」




…っまた!可愛いって!




「寝顔も可愛いもんな…天使かよ」




もう色々と限界かもしれない。



そろそろ同じ姿勢を保つのが難しくなってきたし、可愛い可愛い言うから…顔が熱くなってきた。


寝てるはずなのに顔が赤いとかおかしいもん。



バレる前に起きるタイミング探さなきゃ。




すると乃亜くんが私の頬をつんつんと突いてきたりつまんできたりと…遊び始めた。



乃亜くん…な、に?!




「うわっ、初めて触ったけどやば。
さらさらだし柔らか…」




っ〜!!どうしよう…!

乃亜くんに触れられるの嬉しいけど恥ずかしいよ。




「羽衣好きだよ」




え、また好きっていった?



どうしよう…もう我慢できないかも。


もうこのまま起きて抱きついて私も好きだよって言っていいかな?



乃亜くんの本当の気持ちちゃんと知りたいし、いつまでもこのままじゃ絶対嫌だもん。