眠りに堕ちて、甘い時間。







あれから15分程たった今。


─────ガチャ




乃亜くんのお出ましだ…


よし、寝たフリ寝たフリ。



バレないようにしないと…。




「羽衣?」




乃亜くんの足音がだんだん近くで聞こえてきて、こちらに近づいてきてることが分かる。



話しかけられても動くな私!




「…なに、寝ちゃったわけ?」



「……」



「結局ズボン履かなかったのかよ。
こんなの襲ってくださいって言ってるようなもんだろ」




そ、そうだった!
私ったらまたズボン履かないで乃亜くんのベッドに…




「しかもベッドで寝るとか…俺を甘く見すぎ」




乃亜くん…怒ってるよねコレ。


なんで3回も履くの忘れるかな私。


これじゃあ、家でも履いてないって思われてもおかしくないよね…




「…襲おうとしたのに寝てるとか残念」




の、乃亜くんまさか本気で言ってたの?!


よかった……寝たフリしてて。