眠りに堕ちて、甘い時間。


「…し、心臓が壊れないくらいに頑張ります」



「なんだそれ」




そう言ったかと思えば、乃亜くんの笑い声が聞こえてきた。


後ろにいるから顔は見えないけれど…乃亜くんの笑った顔を想像すると、それだけで照れそうになる。




「幸せだ…っ」



「ん?」



「ずっとこうしていたいよ乃亜くん」



「ふっ…でも、髪が痛んじゃうよ」



「うぅ…っ」



「てかさ羽衣、なんでまだズボン履いてないわけ?」




…あっ、すっかり忘れてた。



髪の毛乾かしてもらえるのが嬉しくて興奮してたからだ。



なんてことを…もう普通にさらけ出しているではないか!



一歩間違えれば下着が見えちゃうというのに。




「す、すみません!下は見ないでくださいまし!」



「さっきから見えそう…目のやり場に困るからほんとやめて」



「えぇ!乃亜くん変態…」



「そんな格好で男の部屋にいる羽衣が悪い」