眠りに堕ちて、甘い時間。


「羽衣の髪柔らかくてサラサラ」




カチッとスイッチを入れて乾かし始めた乃亜くん。


私の髪に触れるなりそんなことを言ってきた。



お風呂に入ったからかいつもより体が熱いのに…乃亜くんのせいで余計に熱くなる。




「…乃亜くんの方こそ」




そうなんだ…乃亜くんの髪の毛は見てるだけでもわかるくらいふわふわでサラサラなの。



頭を撫でた時なんかサラサラすぎてずっと触りたくなる。




「そう?」



「うん、サラサラでずっと触りたくなる…」



「…じゃ俺が風呂出たら今度は羽衣が乾かしてよ」



「っえ?何を…」



「俺の髪を」




何それ…乃亜くん私のこと殺す気?!


ドキドキしすぎて乾かすどころじゃなくなる気がするんだけど!




「…えっ、と…私が乃亜くんの髪の毛を乾かすなんてことをして良いのでしょうか」



「ふっ、いいに決まってんじゃん」




あれれ、私が乾かすみたいな空気になっちゃってない…?!


心臓がはりさけそう…