眠りに堕ちて、甘い時間。


どうしよう…!


ドライヤーで髪の毛を乾かしてもらうってことは後ろから抱きしめられるみたいなもので…


私の中では後ろから抱きしめられるのと同じくらいドキドキしちゃうの!



足をジタバタさせてひとり興奮していると…




「はい、乾かそ」



「…う、うん」




乃亜くんが戻ってきてしまった。


どうしたらいいのかわからなくて立ち上がってウロウロする。



すると乃亜くんがソファに座って私を手招きする。




「ほら、ここおいで」



「…っえ、」




乃亜くんが指さしたのは乃亜くんの足の間。



つまり、絨毯の上に私が座って乃亜くんが上から乾かしてくれるということだろうか…


なにそれ最高。




「羽衣早く来て」



「は、はい…!」




乃亜くんの方へと駆け寄って絨毯の上に座る。



うぅ…なんて落ち着かないんだろう。



上には乃亜くんのお顔が。


両サイドにはには乃亜くんの両足。


挟まれてる。サンドされてるよ。



これはさすがに心臓が…っ。


白石 羽衣…今日が命日かもしれません。