最近の乃亜くんは前に比べて余計に照れやすくなったんだ。
素直になる時も増えたし。
ツンデレのデレが今ではツンより多いかもしれない。
日に日に増す好きをどうにかしてくれませんか、乃亜くん。
私の心臓もう持ちそうにないです。
「っ…ん、んんん!」
「…あっ、ごめん」
…こっちの意味でも。
苦しくて訴えると、思い出したかのように手を離す乃亜くん。
苦しくて心臓止まって死ぬかと思ったよ…
「だ、だいじょ、ぶ」
「…ほんとごめん」
「平気です…っ」
「…お詫びに髪の毛乾かす」
「えっ?」
乃亜くん今、髪の毛乾かすって言った?
そんな私が、ずっとずっーと憧れていたシチュエーションをやってくれちゃうんですか?!
「ドライヤー持ってくるから待ってて」
そう言って乃亜くんはお部屋から出ていって…
階段を降りていく音がする。
ほ、ほんとに乾かしてくれるのかな?!
これは夢ですか?…夢なら覚めたくないよ私!
