眠りに堕ちて、甘い時間。


「…乃亜くん大好きだよ」




乃亜くんの顔の横に手をつく。


…思わず乃亜くんの額にキスを落とした。



そして、手をベッドのシーツから離して起き上がろうとした時────。




「…っ!」




乃亜くんに手を引っ張られ、乃亜くんの体の上へと見事にダイブしてしまった。




「…羽衣」



「の、のののの乃亜くん!お、起きておられたの?!」



「…うん」



「うっ、騙された…!」




乃亜くんが起きていたなんて…!


完全に寝てるかと思ったよ!



うぅ…恥ずかしい。




「俺は羽衣に襲われそうになった」



「…っ!な、何を言ってるの?!」



「現に羽衣が俺の上に乗っかってきたし」



「ち、違うよ!それは乃亜くんが引っ張ってきたからでしょ?!」




…私が乃亜くんのおでこにキスしたのバレてるかな?


起きてたんだから気づいちゃってるよね?



でも、触れてこないってことはバレて……




「だって羽衣がキスしてきたから」




…たあああーー!!

普通にバレてたあーー!!