眠りに堕ちて、甘い時間。


「はっ、な!……えっと乃亜くんだっけ?純粋な羽衣に変なことしたら許さないからな!」



「はい、程々にします」



「…はっ?な、生意気なヤツめ…」



「では、お兄さんまた」



「…じゃ、あね!お兄ちゃん!」




お兄ちゃんに手を振って、乃亜くんのお家がある方へ体の向きを変える。




「う、羽衣…」




私にはさっぱり意味のわからない会話をしていた2人だったけれど…


やっと出発できるみたい…



ふぅ…行く前からなんか疲れた。




最後のお兄ちゃんの声は無視して歩き出した私たち。



お兄ちゃんまた明日…ね!




はぁ…帰ってきたらお兄ちゃとパパの質問攻めという名の攻撃をされる光景が安易に想像できる。



うぅ…怖い怖すぎる。


しばらく家に帰りたくないくらいだ…!