そんなお母様のそばには華織がピタッとくっついている
パーカー、デニムの私とは対照的に華織はオフショルのワンピースに髪の毛は低いところでお団子にしており、可愛らしさ満点だ
「あら、何その格好。藤咲家として恥ずかしいわ」
「何でもいいじゃないか…華織も伊織も可愛い藤咲の子だ。伊織座りなさい」
お母様の言葉を遠回しに否定してくれてるお父様
自分の座っているところを少しずれ、私の座るスペースを空けてくれる
私、お父様、お母様、華織の順で座る
「それで、伊織は彼らとは仲いいのか?」
ピシッと何でか固まる空気に目の前に座っている紅蓮を前髪の奥から見る
「…何度か同じ空間で過ごさせてもらいました。仲がいいかは分かりませんが、華織をしっかりと守ってくれると思います」
位置的に私の目の前にいる総長…湊を見ながらお父様に言う
「それは当たり前だわ!それより、華織の彼氏はいないのかしら?」
「えっ!な、何で!?」
「あら、いるの?どの子ー?この子たちだったら誰でもいいわよ」


