その言葉で思い出される
華織が紅蓮をここに連れてきてること
…昨日の夜のこと
応接室にみんなでいるということはあの人もいるだろう…
ふぅ…と深呼吸して気持ちを整える
「伊織様、もしもの時は私を使ってかまいませんから。旦那様がいらっしゃるので大丈夫だと思いますが…」
「うん。ありがとう横山さん。大丈夫」
応接室につき不安そうな横山さんに笑ってみせる
「伊織様は笑顔が1番似合います」
嬉しい言葉を言ってくれる横山さん
大丈夫。と改めて気持ちを整えて、横山さんにうなづく
コンコン
「横山です。伊織様をお連れしました」
ドアを開けてくれる横山さん
私が部屋に入ると久々に入る応接室の空気を感じつつ、部屋の真ん中にある立派なソファに座っている両親と華織そして紅蓮が目に入る
「伊織!久しぶりだなー!早くこっちにおいで」
ニコニコと笑うお父様
変わってなくて安心した
「お父様、お久しぶりです。お母様も、」
40代後半には見えない両親だと周りからはよく言われる
お父様の隣に座る、総柄のタイトめなワンピースのお母様
手足の長さやスタイルの良さは誰もが見ても認めるほど


