シノを見送り、横山さんが開けてくれてる裏口から入る
いつものように裏口に鍵をかけ私の部屋に向かっていると
「え、……」
庭にある木の下で紅蓮の総長が寝っ転がってた
位置的にそこを通らないと、私がこっそり帰ることはできない
起きないでくださいと願いながら、恐る恐る近づいて行くと…
「こんな時間に帰ってくるのか…?」
おそらく私に向けての言葉だろう
そう言い体を起こす
「……こんなとこで何してるんですか」
「なんとなく」
それ以上の会話はなく、再び部屋に向かおうと足を前に出した時
「ちょっと話さないか」
ピタッと止まり、冷静に考える
話す…?何を?紅蓮の総長と?
疑問しかなかったが、華織のいるとこの総長だから少しならいいかと思った


